インターネットの急速な発展により、新しい市場、すなわちBtoB領域、BtoC領域、さらにはGtoC領域でネットワーク基盤の上に、EC(Electronic
Commerce)が生み出されてきました。そしてそれに対応するビジネスの仕組みや新しい概念の情報システムの仕組みが生まれてきています。つまり、Web全体をひとつの大きなデータベースと捉えた情報システムとアプリケーションが必要となってきています。近年の変化を、IT化対象、システム化要件などで考察してみると情報処理のフレームがメッセージ(構造を持ったText)処理へと大きく変化してきています。そこには当然各システムやアプリケーションに共通の情報表現のルールが必要となってきます。このような状況のもと、W3C(wwwコンソーシアム)の努力によって、情報表現のルールとして、XML(eXtensible
Markup Language)が誕生しました。
ワープロやパソコンの普及により文書のデジタルデータが溢れ、これらをこのまま交換したり、共通利用するニーズが高まりました。これら互換性がない電子文書の問題点を解決するために1986年SGML(Standard
Generalized Markup Language)がISO8879規格として制定されました。SGMLでは文書内容を再利用や転用が可能な純粋の内容情報に近い形で表すことが可能です。しかし、仕様が膨大かつ複雑なことで一部を除いて十分に普及しているとはいえません。
弊社は、コンピュータによる版下作成を業界でも早くから取り入れ、お客様のさまざまなご要望にお応えできるよう、ノウハウの蓄積と技術の向上を目標に事業を進めて参りました。 |